9月 05, 2019

那古野山古墳 (名古屋市中区・古代遺跡)【アーカイブ】

街中にある登れる古墳


【お断り】

この記事は2015年10月19日にアメーバブログに投稿したもののアーカイブです。現在とは周囲の状況が異なる可能性がある事をご了承の上、ご覧いただきます様お願い致します。





名古屋の街中に古墳があるのをご存知ですか?
しかも、自由に登れちゃうんです。
名古屋市中区にある、有名な 大須観音 の近くにある、那古野山 (なごのやま) 古墳 です。
小さく盛り上がっただけのものなのですが、なかなかミステリアスな雰囲気を持っています。
まぁ、お墓ですからね。

外観
那古野山古墳

住所 : 名古屋市中区大須 2-19-22

路地側から見ると、こんな感じ。
場所は、門前町通りの「仁王門通り交差点」から1本西に入った小さな路地で、富士浅間神社の近くの小さな公園の中です。


歴史

麓に、古墳の謂れが書いてあります。
造営されたのは5~6世紀頃で、江戸時代には清寿院という禅寺の庭園の一部となり、明治時代には浪越公園として一般開放され、大正時代に名古野山公園となった様です。

名古屋市教育委員会による案内板
名古屋市教育委員会による案内板

元々は前方後円墳でしたが、現在は後円部だけが残っていて、隣の敷地に前方部があったらしいです。

公園内から

公園の中に入ると、こんな感じ。
この場所は「浪越公園跡」として管理されていますが、出入りは自由です。

頂上を見上げる

麓からてっぺん辺りを見上げてみました。

頂上付近

では、謹んで登らせていただきます。

頂上

ここが頂上です。
目の前に、隣にある工場か倉庫の壁が迫っていて、特に絵になる景色ではありません (笑)
小山に生えている3本の木の根っこが、地面に浮き出ています。

遠景


300m程北にもう1つ後円部だけが残っている古墳がありますが、そちらには 日出神社 という、とても由緒ある神社が鎮座されています。
ちょうど例大祭で開放されていたのでそちらも登ってみたのですが、周りに建物が立て込み過ぎていて、写真を撮ってもちょっと絵になりませんでした (苦笑)

それでは、今回はこの辺で。
また次回もよろしくお願い致します。


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