9月 03, 2019

月山神社 (秋田県鹿角市・神社)【アーカイブ】

里宮から本宮への道のり


【お断り】

この記事は2015年9月3日にアメーバブログに投稿したものを一部加筆・修正の上、掲載しています。現在とは周囲の状況が異なる可能性がある事をご了承の上、ご覧いただきます様お願い致します。
また、加筆の際、違う時期 (数年を隔てて) の参拝の写真も挿入していますので、年代や季節、時間帯など整合性の無い部分があります。





今年 (平成27年) 5月30日、秋田県鹿角市十和田毛馬内 (けまない) にある月山神社に、十数年ぶりに参拝しました。

拝殿 外観
月山神社 本宮

月山神社の里宮は町はずれにありますが、本宮 (もとみや) はそこから歩いて1時間位の山中にあり、行くのは結構な努力を要します。と言ってもまあ、登山の用意までは必要ありませんが、熊避けの笛は持って行った方が良いみたいです (笑...ごとじゃなく)

まずは、こちらが里宮です。

境内
月山神社 里宮

住所 : 秋田県鹿角市十和田毛馬内 48-2


町外れにある、ひっそりとした小さなお社です。
もちろん普段は無人。

鳥居

鳥居が二つあります。左が里宮のもの。右が、本宮に向かう道に跨っています。
鳥居を潜り、坂を下りて行くと、橋が見えて来ます。

小坂川を渡る

この橋を渡って川の対岸へ。

小坂川沿いの道を行く

橋を渡り切ったら、右へ。
右手に川、左手に田圃を眺めながら進みます。
因みにこの川は小坂川と呼ばれ、ここから1㎞先で大湯川と合流し、その先600m程で秋田県では最大の河川である米代川に注ぎます。
目的地の月山神社本宮は、写真の中央奥に見える茂谷 (もや) 山の、こちらから見て陰に当たります。

分かれ道

少し行くと、道が二股に分かれますので、左へ。
暫くすると森の中に分け入って行きます。

森の中の景色を少し。(今回とは別の機会のものです)

里宮から本宮へ行く間の森で

鬱蒼とした杉林。

里宮から本宮へ行く間の森で

途中、お稲荷さんなのか、くすんだ朱塗りの鳥居が立っています。
よく見ると、木立の上の方に祠が見えますが、僕はお稲荷さんとは相性が良くないのでスルー。

鳥居が見えて来る

しばらく道なりに行くと一旦視界が開け、向こうに白い鳥居が見えて来ます。


鳥居

近付いて行くと、こんな感じ。ご覧の通り、車でも抜けられます。

里宮から本宮へ行く間の森で

道はまだまだ続きます。

次の鳥居が見えて来る

森の中をトボトボと行くと...

石段手前の鳥居

また鳥居があります。里宮の所にあったものから数えて、これが三つ目。
車の方はまだまだ上まで行けるので道なりに。
歩きの方はここからが本番。300段の石段が始まります。
しかも、寛政7 (1795) 年に作られたそのままの石段らしく、かなりデコボコ。
足元にはくれぐれもご用心を。

暫く登って行くと、車道と交差します。
車道を渡るとまた石段が続きますが...

車道を過ぎた後の石段

そこからは、登り易い石段に代わります。

本宮手前の石段

またまた暫く登って行くと...

石段の上に本宮が見えて来る

杉木立の向こうに建物が見えて来ました。
最後の肝心な鳥居は、上の方が無くなっています。

拝殿
月山神社 本宮

住所 : 秋田県鹿角市十和田毛馬内毛馬内沢 45

こちらが、月山神社本宮です。
こちらも無人のお社です。以前は勝手に中に入れましたが、今は錠前が掛かっていて、入れません。
車の方は少し下にある駐車場に停め、最後にほんのちょっと坂を登る事になります。


狛犬
狛犬さん


御由緒書き
御由緒書き


扁額
扁額

杉木立に囲まれた、本当に静かな場所にあります。
山岳信仰に由来した歴史ある神社ですので、くれぐれも環境を乱さない様、節度をもってご参拝いただきたいと思います。


里宮↓



本宮↓




それでは、今回はこの辺で。
また次回もよろしくお願い致します。


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