11月 20, 2017

GarageBand で曲作り【3】The Street was Getting Wet

GarageBand で作ったオリジナル曲を紹介するブログの第3回目。
今回は The Street was Getting Wet という曲です。
雨で次第に濡れていく夜の通りを描く事によって、大切なものが目の前から去って行く寂しさや切ない心情を表現してみました。


YouTube のリンクはこちら。

イントロとエンディングに物寂気なエレクトリックピアノのフレーズが入っていますが、曲の基本はレゲエです。曲のテーマに合わせて、かなり湿っぽい雰囲気にはなっていますが。
工夫した点は、ギターのカッティングで演奏されることが多いレゲエ独特の後ノリ、スッチャカスッチャカというリズムですが、これをギターではなくエレピで演奏している事とと、アコースティックギターの短いフレーズというかリフを、Aメロ、Bメロとも同じにして、サビ以外はずっと同じギターリフが続く様にした事です。
同じリフが続くのは退屈だと思う人の方が多いと思いますが、これは単に僕の好み(笑)
また、バックでずっと鳴っているシンセのシーケンス的な音もレゲエっぽくない感じですが、これも僕のお気に入りです。


これが GarageBand 上に作られた、曲の全パートです。
一番上からエレクトリックピアノ、ドラム、フィンガーピッキングのベース、アコースティックギター、シンセサイザー。5トラックで作ったので、本当にこれだけ。
これを見ただけで、曲のシンプルさがお分かりいただけると思います。
他のパートが全てセクションごとに切り切れになっているのに対して、シンセサイザーだけ1本に繋がっているのがお分かりいただけると思いますが、シンセサイザーだけはセクションごとではなく1曲通して1回で録音していて、そうするとこの様になります。
この Light Cycle というサウンドは、複数の鍵盤を同時に抑えると、それらの音の間を自動的に行ったり来たりする昔風のシンセのシーケンサー的な音を出してくれるので、通しで録音してみました。


ここからはアートワークに関する事を少し。

これがこの曲のアイコンです。
これは YouTube にアップした動画の一部をiPhoneのスクリーンショットで撮影し、それを加工して作りました。
曲のタイトル通り、雨に濡れた車道です。

撮影地はこんな所です。
ここは地元の駅前通りで、ちょうど雨の降る夕方、歩道にある植えこみの欄干に腰かけ、次々に走って来る車のライトに照らされる濡れた路面を、ずっとiPhoneで撮影していました。明らかに挙動不審ですが、幸い誰からも声は掛けられずに済みました(笑)
努力(?)の甲斐あって、曲の感じに合った動画が撮れたと思います。
まあ、動画に関しては、「せっかく YouTube に上げるんだから静止画じゃなくて何か画像を付けよう」ぐらいのノリなので、完成度に関してはちょっと... 。

それでは、また次回もよろしくお願いいたします。


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