11月 11, 2018

パッキーマオとキーマオラーメン【動画付き】Thai food cooking

タイ料理とそのアレンジ

タイ料理に「パッキーマオ」というものがある事を、僕はカルディのインスタント麺で知りました。
それで、ネットやインスタグラムの写真などで検索して料理の感じや使う材料を想像していたら、家にあるものでそれ風のものを作れるのではないかと思い、やってみたのが今回の動画です。

まずはパッキーマオそのものから。
パッキーマオ (Pat Kee Mao) というのは、意味は「酔っ払い炒め」らしいです。
最初の Pat (パッ) が、同じタイ料理の焼きビーフンであるパッタイ (Pad Thai) の最初の「パッ」と同じ「炒める」を意味し、最後の mao (マオ) が「酔う」という意味。
kee は「歪んだ」とか「真っすぐでない」とかいう意味の単語みたいですが、この料理名のkeeに当たる単語なのかは分かりません。
タイ語にはサンスクリット語の様なタイの文字があり、アルファベット表記は日本のローマ字表記の様な、いわば当て字なので、「キー (kee) 」だけ取り出しても、タイ語を全く勉強していない僕には見分けがつきませんでした。

取り敢えずこの料理の名前の由来は、「酔っ払いの酔いも覚めるほど辛い」というのと、「酔っ払いが適当に作った料理だから」という2説に分かれている様です。

最初に知ったカルディのインスタント物は小麦粉の細麺でしたが、ネットやインスタグラムで検索してみると実は中華麺の焼きそばではなく、米麺のビーフン、しかもセンヤイと呼ばれるきしめんの様な幅広の太麺で作られる事が多いらしいと分かり、早速カルディでセンヤイを買って来ました。この時点で既に「家にあるもので」というコンセプトは崩れ去っていますが (苦笑)

後は、バジル。
これが、タイでいうバジルとはホーリーバジルというものらしく、我が家のベランダにワサワサ生えているスイートバジルとはちょっと違うらしい。
しかし、カルディで売っていたパッキーマオやカップ麺のガパオヌードルを食べてみると、同じバジルという名前が付いているだけあって、味も良く似ています。
それで、育ち過ぎた我が家のベランダ菜園産バジルの採用を決定。
他、マストの食材はナンプラーとコショウと唐辛子らしい。
家で適当に作るパッキーマオ風料理としてはこの辺で手を打とうという事で、取り掛かりました。

で、出来たのがこんな感じのものです。

自家製パッキーマオ
自作パッキーマオ

写真が寄り過ぎのものしか無くて (笑)
きしめんを焼きうどんにでもした様なルックスですが。

使ったのが豚肉、タマネギ、ニンニク、唐辛子、スイートバジル、そしてビーフン (センヤイ) 。
先ず、センヤイを袋の説明書き通り5~6分茹でて水でしめ、水を良く切っておきます。
硬さは好みですが、僕は水で〆るならもう少し長く茹でた方が良い様に思いました。ちょっと硬かった。
次いで、刻んだニンニク、唐辛子を油で炒めて香りを出し、タマネギと豚肉を加えてコショウとナンプラーで味付け、それにビーフンとバジルを和えて出来上がり。
多分、本物はレモングラスとか、もっと色々なエスニックスパイスが加わるんだと思いますが、日本で作る家庭料理ならこんなところで勘弁してもらいましょう。

この時の模様を1分動画にしましたので参考まで。
1分というか、編集したら僅か43秒という極短な動画になってしまいましたが、何をしているかは大体お分かりいただけると思います。
BGMはオリジナルです。




いかがでしたでしょうか?
この動画は元々、アメブロの「クリップ」という1分限定の動画ブログ用に作ったもので、縦写しで撮っています。
それをiPhoneのiMovieで編集したら、上下が切られて正方形になりました。
画面が狭い上に、片手で調理しながらもう一方の手で撮影しているので、ブレブレで見辛かったかと思いますがご容赦ください。


続いて、そのパッキーマオのアレンジ料理です。
今度はパッキーマオの味付けを応用して、汁ありのラーメンを作ってみました。

パッキーマオを応用した自家製ラーメン
キーマオラーメン

一応オリジナル料理なので、名前は勝手に付けました。
「パッキーマオ」から「炒める」を意味する最初の「パッ」を取って「キーマオ」。
これだと「酔っ払いラーメン」になるのかな? (笑)

ラーメンなので、麺は中華麺です。
材料は、鶏肉、タマネギ、ニンニク、唐辛子、生姜、バジル。
後は炒め油と丼1杯の水、味付けはナンプラーとコショウです。

先ず、ニンニク、唐辛子、生姜を刻んで炒め、タマネギ、鶏肉を加えてナンプラーで味付けし、水を注いで煮ます。
麺を茹で始めたタイミングでバジルを加えて香りを付け、丼に麺を入れたらその上からスープをぶっかけて、コショウで味付けしたら出来上がり。
こちらも唐辛子とコショウのダブルの辛さがジーンと染みて来ますが、バジルと生姜の爽やかさが残り、後味スッキリ。
しかも、スープで身体が暖まるので、寒い季節にバッチリです。

こちらも、同じように1分動画がありますので、是非ご覧になってみてください。
今度はキッチリ1分あります。
BGMは同じです。




いかがでしたか?
ラーメンというと、鶏ガラや豚骨を何時間も煮込んで出汁を取ってというイメージがありますが、炒めた鶏肉や野菜から出る味にナンプラーの魚風味と塩味が加わったら、特にダシを加える必要は無く、スープと麺の料理として十分食べられます。

以上、家で作れる簡単なタイ風料理とその応用編でした。

あ、これらを作った後、カルディでレモングラスの乾燥したやつを買って来ました (←遅い!)
という訳で、次はもう少しちゃんと東南アジアに寄せた料理を作ってみたいと思います。


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