9月 10, 2019

白山神社 (名古屋市中区・神社)【アーカイブ】

ふと見れば街中神社


【お断り】

この記事は2016年5月16日にアメーバブログに投稿したものを一部修正の上、アーカイブしています。現在とは周囲の状況が異なる可能性がある事をご了承の上、ご覧いただきますようお願い致します。



白山神社

両側を10階建て以上のガラス張りのオフィスビルに挟まれた、間口が狭く細長い敷地の奥に拝殿があるという、街中神社ではよくある感じの小さな御社です。
右隣は中京銀行 名古屋中央支店。
入口にある名古屋市教育委員会製作の看板によると、創建年代は不明。

元々は、前を通る桜通を超えて2ブロック先にある、泥江縣神社 (広井八幡宮) と境内が繋がっていた様です。

入口
白山神社

名駅のタワーズで献血した後、目当てのラーメン屋を目指して桜通をブラブラ歩いていて、ふと気が付いたらビルの間に鳥居が立っていたという次第です。

朝から雨のそぼ降る、肌寒い日でした。

手水舎
手水舎

お辞儀をして鳥居をくぐると、すぐ左手に手水舎があります。
龍神さんの口から、ポタポタと水が滴っていました。

龍神さん

髭やたてがみを逆立てた、キングギドラの様な (個人の感想です) 龍神さんに睨まれながら、左手、右手、左手、口、柄杓の順に洗い、柄杓を戻します。


自然石
自然石

手水舎の右隣 (奥側) に、注連縄が巻かれた赤茶色の岩があります。

自然石の説明看板

元々、この場所にあった物らしいです。
御利益があるみたいですが、少しばかり急いでいたもので (ラーメン屋) 、写真だけにしました(笑)

末社
末社

更にその奥には、末社が2棟に分かれて祀られています。
こちらは鳥居側から。

末社

こちらは拝殿側から。

末社は、奥から順に…  (御祭神を併記)

天神社 : 菅原道真公
少彦名神社 : 少彦名神
疱瘡神社 : 不詳 (一説には源為朝公)

恵比須宮 大国主命 : 事代主命 大国主命
松尾宮 : 大山咋神
神明宮 : 天照大神
山神宮 : 大山津見神
秋葉宮 金毘羅宮 : 火之迦具土神 大国主命

疱瘡神社というのは、初めて見ました。
疱瘡って天然痘の事ですよね。
疫病除けという事でしょうか。

末社 御祭神

末社 御祭神

それぞれの御神徳など、参考までに。

さて、いよいよ一番奥の拝殿です。

拝殿
拝殿

こちらの御祭神は、菊理媛命 (くくりひめのみこと) 。
こじんまりとした一つの建物で、拝殿と本殿を兼ねている様です。
当然、無人でしたが、掃除が行き届いていて、建物も境内全体も綺麗でした。

拝殿の前に一対の狛犬がいました。
良く見ると、口の中に玉を咥えています。
なかなか凝った造りですね。

狛犬

口の開き加減がイマイチ分かりづらいですが、こちらが「あ」ですね。

狛犬

こちらが「うん」です。

大きな通り沿いのオフィスビルに囲まれた喧騒の中に佇んでいる街中神社ですが、一たび境内に足を踏み入れると、シーンとした静寂に包まれる感覚を味わえます。

名古屋市教育委員会製作の看板
名古屋市教育委員会製作の看板

尚、境内の横に沿って、白玉稲荷社の赤い鳥居が並んでいますが、僕はお稲荷さんはちょっと怖いのでスルーさせていただきました。


白山神社

【住所】名古屋市中区丸の内 1-15-18





それでは、今回はこの辺で。
また次回もよろしくお願い致します。


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