定番おかず
2記事続けて Boil downed という言葉を使いましたが、これは汁が無くなるまで茹でる、つまり日本語で言うところの “煮詰める” という事になる様です。名詞に拘りがちな日本語と違って英語だと大抵の場合 cooked で良いと思いますけど。
そんな訳で、“ひじき” も正式には hizikia なんちゃらとか言うらしいですが、そんなの生物学者か市場の人ぐらいしか使わないと思うので、 “seaweeds” (海藻) としました。
ひじきの炒め煮 |
今回は定番のおかずメニューで、珍しい材料を使っている訳ではないので特に説明は必要無いかと。
材料はひじきと竹輪、ニンジン、インゲン、油揚げ。
味付けは料理酒、てんさい糖、醤油、ごま油。
最初の炒め油は米油を使っています。
後は煮る為の水。
材料を炒めて味付けし、水を加えてその水が無くなるまで落とし蓋をして煮詰める。
以上。
調理の模様は動画でご覧ください。
BGMはオリジナルです。
ひじきの炒め煮 Stir fried and boil downed seaweeds
いかがでしたか?
普通は出汁を入れてそれから味付けをすると思いますが、僕は味付けを先にして最小限の水を加えます。水を加えるのは、全ての材料に均等に味を染み込ませる為です。
後、前回のブログに載せた動画に外国の方から「アルミホイルで蓋をするのは何の為?」という質問をいただきましたが、落とし蓋は具材を常に煮汁の中に置き、煮汁の嵩が低くなっても沸いた煮汁を具材がかぶる様にする為のもので、更に鍋に蓋をするよりもスムーズに水分を蒸発させます。
炒める事によって引き出された素材の甘味と香ばしさが全体に広がり、それがまた素材に染み込んで行く。素晴らしい調理法です。
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