1月 24, 2018

タイ料理のレッドカレーアレンジ2題

真っ赤な焼きそばとうどん


少し前に、タイ料理のレッドカレーペーストを使ってスパゲティを作った話を書きましたが (アメーバブログ1月19日の記事) 、残っていたペーストを使って焼きそばとうどんも作ってみました。

まず、こちらが焼きそばです。

タイカレーペーストで味付けした焼きそば
レッドカレー焼きそば

ご覧の通りかなり赤く、と言うか朱色に染まっています。
具材は鶏肩肉とタマネギ、シメジ、ニンニク、唐辛子。味付けはレッドカレーペーストとナンプラーのみです。

鶏肉を炒めるまず初めに、油をひいて熱したフライパンで鶏肉を炒めます。
モモ肉みたいに見えますが、これは家では頻繁に使っている鶏の肩肉で、値段はモモ肉よりかなり安いのですが、ムネ肉よりも脂が乗っていて美味しいです。
この後、野菜や麺を入れて一緒に炒めるので、ここでは表面に火が入ればOK。




ニンニクと唐辛子を加える


続いて、みじん切りにしたニンニクと唐辛子を入れて香りを出します。










タマネギを加える


次はタマネギを加えてしんなりするまで炒めます。










シメジを加える


次いで、シメジを加えて炒めます。

具材はこれで以上です。
お好みでパプリカやキャベツ、メインの具材は鶏肉ではなくエビやイカでも良いと思います。








レッドカレーペーストを加えてよく混ぜる
ここでいよいよレッドカレーペーストが入ります。

パウダーが脂分で固まったような、しっとりポソポソした感触のペーストです。
焦さない様に低温で炒めて材料に絡めると、肉や野菜が段々と赤く染まっていきます。
香りはレモングラスがメインなので、嫌いな人はここで辛くなってしまうかもしれません(笑)


ナンプラーで味付けする



そして、タイカレーに無くてはならないナンプラー。
入れ過ぎない様にするためか口が小さくなっているので、お好みで何回でもふります。
確かに独特な風味はありますが、発酵した魚の旨味が僕は好きですね。ただし、そのまま舐めて味見してみると、かなり塩っ辛いのは事実です。



麺を入れる



ナンプラーの風味が全体に行き渡る様に良く掻き混ぜたら、麺を投入。
使ったのは蒸した生麺で、近所のスーパー タチヤ平針店 で1玉20円で売っています。
この方が、粉末スープ付の3食パックの焼きそばを買うより断然お得。
こんな風に自由にアレンジが楽しめますし。


全体をよく混ぜる





全体的によく混ぜ合わせたら出来上がりです。
最初に鶏肉やニンニクを炒めている時から部屋中に良い匂いが広がって、食欲が刺激され通しでした。


麺リフト







一口食べて、ア~辛いッ!
すぐにビリビリ来る辛さと、少し遅れてジワジワ来る辛さを併せ持っています。
焼きそばなので、ある程度は勢いをつけて啜らないと口の中に入って来ない訳ですが、不用意に啜ると辛い物が喉を直撃してしまう恐れがあるのでちょっと躊躇してしまいます。
しかし、ペーストに入っている香辛料のせいなのか、ナンプラーの旨味成分なのか、辛さの中に甘味が感じられて、どんどん食べ進められました。
食後20分ぐらいは頭皮やこめかみからの汗が止まらず、食後の熱いコーヒーが暫く飲めませんでした。



続いて、昨日作ったうどん。

タイのレッドカレーを使ったカレーうどん
レッドカレーうどん

赤いという事では焼きそば以上ですが、これはスープで薄まっているので、辛さは焼きそば程ではありません。
具材は焼きそばと同じく鶏肩肉とタマネギ、そしてこちらはニンジン。
熱いスープを啜る事になるので、唐辛子は怖くて入れる気になれませんでした(笑)

鶏肉を炒める先ずはこちらも鶏肩肉から炒めます。
お好きな方は唐辛子やニンニクをどうぞ。食べている途中で、生姜を入れて炒めても良かったかなと思いました。








タマネギとニンジンを加える



次いで、スライスしたタマネギとニンジン。
タマネギは甘味を出す為にしんなりするまで炒めた方が良いですが、ニンジンは後で煮る事になるので、表面に油が付けば十分です。



レッドカレーペーストを加える






ここでレッドカレーペーストを加えて良くまぶします。
決して焦さない様に、優しく広げて行ってください。

水または出汁を加える









ペーストがまんべんなく具材に絡んだら、水を入れます。
水の量は何杯分作るかによりますが、1杯分で300㎖が目安です。
また、今回はどんな味なのか確かめたかったのでただの水にしましたが、食べてみたら多分、昆布出汁や鰹出汁、或いは椎茸出汁などの和風出汁でも合うのではないかと思いました。

ナンプラーで味付けする





ナンプラーで味付け。量はお好みで。






小麦粉を加える







ここで急に思い着いて、カレーうどんらしいトロミを付ける為に小麦粉を入れてみました。煮立てて良く掻き混ぜれば何とかなりますが、本当は材料を炒めている段階で良くまぶした方が、満遍なくスープに溶け込みます。
麺にスープをかける








スープが出来たら茹でた麺を入れた丼に注げば、タイ風レッドカレーうどんの完成です。
今回は冷凍讃岐うどんを使いました。
麺を啜る今回はというか、我が家のうどんはいつもこれです。










カルディで買ったタイカレーのペースト
レッドカレーペースト
辛いスープがうどんに絡んで美味しいです。
うどんは小麦粉でクセは無いので、世界中どんなスープにでも合う麺だと思います。
途中で書きましたが、和風出汁でもレモングラス風味のタイカレーに合うと思います。
辛さは水で薄まった分、焼きそばよりはだいぶ緩和されていて、食べやすかったです。








今回使ったタイカレーペーストは、ココナッツミルクを加えてカレーにするという、ちょっと本格的なものだったのですが、寧ろアレンジ料理に使いやすかったです。
普通にタイカレーを作って食べるなら、ロイタイカレーの方が手軽で良いかなと思いました。ココナッツミルクがその辺で気軽に手に入れば良いのですが。









以上、カルディで買ったタイカレーペーストでちょっとアレンジ料理をやってみた話でした。

それでは今回はこの辺で。
また次回もよろしくお願い致します。


アメーバブログ 1月24日の記事 は、この記事を元に一部修正の上転載したものです。


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