青畳の香り
先日、秋田の実家で法事があり、妻と行って来ました。
僕が滅多に帰省しない人間なので、妻は結婚前に一度行って以来、約9年ぶりという事に。
僕もその間、2回しか帰っていない気がします。
法事の参加者は、当日の夜に地元のホテルに泊まって食事という日程でしたが、名古屋に住む我が家にとっては遠いので、前日から泊まらせて貰いました。
法事は別にブログに書く様な事でもないので、泊まったホテルと食事の事でも書こうと思います。
ホテル鹿角
【住所】秋田県鹿角市十和田大湯中谷地 5-1
市名は “かづの” と読みます。
アルファベット表記は “Kazuno” だったと思いますが、“つ” に濁点なので、ワープロの変換は z ではなく d で打たないと、“鹿角” は出て来ません。
まずは朝食。
これは2泊目の朝ご飯です。
洋食は目玉焼きにウインナー、ベーコンという定番的なものでしたが、流石に和食は地の物を中心に充実していました。
鹿角市は秋田県の北東の端、青森・岩手両県に接する場所なので、奥羽山脈の山の中。
山菜やキノコ、タケノコがたくさん採れます。
海の物はだいたい青森の八戸から。
卵も地元のブランドっぽい扱いだったので、目玉焼きと生卵をいただきました。ご飯に乗せるのは、僕は絶対に目玉焼きの方。生卵は、だし醤油をチョロっとかけてそのままツルンと (笑)
内容はほぼ一緒。
目玉焼きがサニーサイドアップだった事ぐらいでしょうか。ご飯に乗せるなら、こちらがベターですね。
奥は妻のトレーですが、何ですかね、ビュッフェの意味無し (苦笑)
ヨーグルトの下にはシロップ漬けのパイナップルとりんご。
このりんごが物凄く美味かった!
会場の事など。
広い会場の壁には、観光案内のポスターが貼り出されています。
料理棚は以下の様な感じ。
窓の外の石壁を伝い、一面水が流れ落ちています。
このホテルでは、法事の後の昼食会も開かれました。
弾力を感じた後にサクッと歯が入る、赤身なのに柔らかい肉質でした。
ソースも美味しくて、パンにつけて完食 (笑)
ショコラにイチゴジャムって、すごく合っていて、とても良かったです。
そして夕食。
会場は同じく、花暦の個室。
そして後ろの土鍋は…
そう、秋田と言えば、これです。
しかも、このきりたんぽは、ここ鹿角が発祥の地と言われています。
山で狩をして暮らしていた人達の携帯食として、飯を棒に握り付けて焼いた “たんぽ” が考えだされ、それを切って鍋に入れたから “きりたんぽ ” 。
当時の具材は山菜と、狩った猪や熊なんかの肉だったと思いますが、それが隣の大館市にある比内町の地鶏と結び付いて、きりたんぽと言えば比内地鶏という風になりました。
“仕方なく鮎” というのも考えてみれば贅沢な話ですが、十和田マス、食いたかったなぁ…。
取り敢えず、鮎は頭から尻尾の先まで骨まで全部食ってやりました (笑)
この炊き込みご飯、出汁は多分鶏で、物凄く美味しかったです。
ショコラと生パイナップル。
素敵でした。良い食事でした。
温泉地として秋田では有名な大湯町にあります。
と言っても、大湯で全国的に有名なのは、古代遺跡の ストーンサークル でしょうか。
一応、温泉地としても800年の歴史があります。
一応、部屋も紹介しておきましょう。
青畳の匂いが部屋に立ち込めて、気持ちが落ち着きます。
妻用に搬入して貰った酸素濃縮機がある為の配慮かと思ったら、他の部屋もこうだったみたいです。
途中には読書も出来る休憩所があったりします。
風呂の写真はありませんが、サラッとした泉質で
丁度良い湯加減の、入りやすい風呂でした。
子供の頃入った大湯の町中の温泉は超絶熱かった記憶があるのですが、今時はそんなの流行らないんでしょうね。
安心しました (笑)
昭和24年頃に製造された珍しい物だそうです。
実際に集配されています。
法事での滞在でしたが、部屋では静かにのんびりと過ごせました。
法事での滞在でしたが、部屋では静かにのんびりと過ごせました。
食べ物も美味しかったし、何も無い時にまた来てみたいですね。
このホテルの前の道を挟んで向かいにある「道の駅 おおゆ」の事も、次の機会に書きたいと思います。
それでは、ここからは自宅飯。
目玉焼き乗せトースト |
玉子焼きは、ベランダのバジルを採って来て炒め、そこに卵を落としました。
両面を焼き、トーストに乗せて出来上がり。
卵とバジル、そしてオリーブオイル。良い取り合わせです。
酢はケチャップにも入っているので違和感はありませんが、入れ過ぎるとベチャッとしてしまうので程々に。
では、今回はこの辺で。
また次回もよろしくお願い致します。
アメーバブログ 9月22日の記事 より一部修正の上転載。
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