チャーシューとスープを同時に
豚バラのブロック肉でチャーシューとスープを一緒に作ってしまう計画。
チャーシューの煮汁を湯で薄めてスープにするラーメンが確か千葉県にあった (竹岡式?) と思いますが、コンセプトとしてはそんな感じです。
塩豚ラーメン |
出来たのはこんな感じ。
ブロックそのままのチャーシューがドンッとひと塊りと、もやしにキャベツでちょっと二郎インスパイア (笑)
まず豚バラブロック肉を用意。
今回使ったのは以前、カルディの サムギョプサルの素 の時の残り半分なので、約3ヶ月冷凍されていた物です。それを塩漬けにするとは言え、2日間も置くのは不安でしょうがないのでチルド室へ。チルド状態で熟成になるのかという疑問はありますが、取り敢えず塩が染み込んで下味がつけば良い事。
2日後、いよいよそれを焼きます。
先に丼に少し水を入れて出汁昆布を戻しておきます。
それから鉄の鍋 (いつも使っている、正式には天ぷら用の鍋) に押し込んでジュージュー。
油は引かなくても、脂身から嫌っていうほど染み出してきます。
両面焼いたらニンニクを入れて香りを立たせ、料理酒を注いでアルコールを飛ばし、戻しておいた出汁昆布と水を注ぎ込んだら生姜、ネギ、干しエビ、醤油を加え、落とし蓋をして煮詰めていきます。
焦げ付くのだけは避けてギリギリまで煮詰めたら火を止めて落ち着かせ、底に溜まった濃い煮汁を丼に移します。
バラブロックから染み出したラードと煮汁が絡み合って良い乳化具合に。
鍋に残っているのは醤油色に染まった塩豚。
出汁の味が染み込み、代わり油を吐き出して良い感じの弾力が生まれています。
さて、コンロの方に戻ります。
麺茹で用の湯を沸かし、一足先にキャベツともやしを投入。
好みの茹で具合になったら熱々の鍋蓋に移しておき、すぐさま麺茹でに掛かります。
麺はいつも使っている菊水製の札幌ラーメン用中太麺。近所のスーパーで常に手に入ります。
2分半 (よりちょっとだけ短め) 茹でている間に熱湯を丼に注いでスープは完成。
茹で上がった麺を浸してヤサイと豚をトッピングすれば出来上がり。
因みに豚が出て行った後の鍋はこんな状態です。
作業の模様を是非動画でご覧ください。
2日前の豚を塩漬けにするところから始まります。
BGMはオリジナルです。
いかがでしたか?
乳化した煮汁が良い感じではないでしょうか。
あれを薄めずに、汁なしラーメンとして仕上げても良かったかなとも思いました。
麺は、本当は極太麺を使うとより二郎インスパイア的になりますが、周辺で手に入らないんですよね。でも、この中太縮れ麺がスープを良く絡めて口に運んでくれるので、これもアリです。
豚出汁をふんだんに含んだ、濃くて旨味のあるスープで口が満たされました。
メインの豚は適度な弾力と歯応えがあり…
適度に油の抜けた脂身が綺麗な飴色に染まっています。
ワシッとかぶりつきました。
醤油や香味野菜などの良い味が染み込み、肉々しさも絶好調で食べ応え十分。
ただ、2日間掛けた塩漬けの意味はあったのかなと、今は思います。
もし無いと言う事になると、タイトルが変わります (苦笑)
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