7月 14, 2020

手羽元煮【動画付き】Drumette

シンプルに素材を活かす


シンプルと言えば聞こえは良いですが、要するに簡単に済まそうという事です。
煮込みと言っても、芯まで味が染みていなくても煮汁を絡めて食べれば良い話。
煮込む目的はただ一つ。軟骨を歯で簡単に噛めるくらいまで柔らかくする事で、肉の方を美味しく食べたければ、ちょっと煮てから火を止めて余熱調理にした方が良いです。
時間を掛けて煮込む事のもう一つのメリットは、皮などから油が抜ける事。余熱調理だと食感は良いですが油が抜けていないので、皮や脂身を食べるともたれます (そこまでいかなくても確実にカロリーは高い) 。

手羽元煮を青梗菜、プチトマトとともに盛り付け
手羽元煮

という訳で、僕は時間があれば煮込む派です。
とにかく軟骨が食べたい。
歳なんで、補いたいんです、本当に効果があるのかどうか知りませんが (苦笑)

手羽元のパック

手羽元のパック。
単価は鶏むね肉と同じくらい安いですが、騙されちゃいけません (人聞き悪い)
このグラム数には骨も含まれていますから。
だから尚更軟骨を捨てたくない。出来れば骨も出汁か何かに使いたい!

油は皮から出るのでフライパンには油を引かずにスタート。鉄のフライパンなのでもちろん手入れの為の油は塗ってありますが。

手羽元を料理酒、醤油、てんさい糖、水、生姜、ニンニクで煮込む

多少の焦げ付きは気にせず表面を焼いたら料理酒を流し込んでアルコールを蒸発させ、てんさい糖、醤油、水、生姜、ニンニクを加えて煮込みに入ります。
アルミホイルなど軽い素材のものを落し蓋にして肉の上まで煮汁が沸き上がる様にし、煮詰めていきます。

落し蓋のまま鍋に蓋をして余熱調理

手羽元から出た油と煮汁が混じって乳化し、鍋底にトロッとした状態で残るぐらいになったら落し蓋で手羽元を覆ったままフライパンに蓋をし、ゆっくりと冷まして味を落ち着かせます。
食べる前に軽く温め直して盛り付け。
その後で今回はフライパンに湯を沸かして青梗菜を茹で、一緒に盛り付けました。

とまあ、ここまで書いてからナンですが、調理の模様を動画でご覧ください。
BGMはオリジナルです。





いかがでしたか?
アク取りなど僕は基本的にしませんが気になる方はしてください。
雑味と言うのが僕には良く分かりません。自然の味わいの何が雑なんだか。

手羽元煮をオンザライスで

こういうのはオンザライスに限りますね。
煮汁が飯に染みるのも堪らない。

肉がホロホロッと骨から離れる

身離れも上々。肉を噛むと、ホロッと骨から外れます。
そしてコリコリと柔くなった軟骨を噛み砕く。心地良い食感です。
これを味わえるのは手羽元ならでは。
骨付きもも肉に付いている膝軟骨やむね肉のヤゲンなんてのもありますが、手羽元は安い値段で普通に買えるし、食べられる個数が多めですから (笑)


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最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは、今回はこの辺で。
また次回もよろしくお願い致します。



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