9月 01, 2020

スパイスの効いた自家製チャーシュー【動画付き】Spicy pork ribs

 スパイスと言っても辛くはない


スパイス (spice) の意味するところは [香辛料・薬味] なので辛いものだけとは限らず、香り付け的なものも入ると考えます。カレーの代表的なスパイスであるクミンやコリアンダーには辛味は全く無いですからね。

という訳で今回はタイトルに「スパイスの効いた」とありますが、辛さはほぼありません。罰ゲーム的辛い物好きの方に於いては悪しからずご了承ください。

今回のチャーシューレシピは、我ながら本当に気に入っています。


スパイスの効いた自家製チャーシューの出来上がり
スパイスの効いた自家製チャーシュー

カナダ産豚バラブロックを、いつもカレーや煮物料理に使っている鉄製の天ぷら用 (確か) の鍋に丸めて入れて作りました。天ぷら用だけあって、少ない液体で容積を満たす事が出来るので、当然煮込み料理にもとても便利で経済的です。
また、肉の側面と脂身麺を同時に焼けるのも良い。
油をひかなくてもバラブロック肉に火が通ってくると脂身から油がたくさん出て来るので、そこにカレー用に買ってあるスパイスを投入。今回はスターアニス、クローブ、クミン、ブラックペッパー、ベイリーフをホウルで。
それからニンニク、生姜、ネギと、チャーシューらしい香味野菜を入れ、料理酒、てんさい糖、醤油を加えて水で肉をヒタヒタに浸し、アルミホイルで作った落し蓋をして煮詰めていきます。

調理の模様を動画でご覧ください。
BGMはオリジナルです。





いかがでしたか?
煮汁が煮詰まって肉が次第に茶色に染まっていく様子が食欲を唆りませんか?

スパイスの効いた自家製チャーシューの出来上がり

鍋の関係で孤を描く様な形に仕上がりましたが、動画を撮っている時、なんとなくエイリアンの宇宙船を思い出しました。(知らない人は一作目かプロメテウス、コヴェナントを)

スパイスの効いた自家製チャーシューの断面

皿に盛り付けて切ってみました。
この飴色に染まった脂身と、今にも肉汁が滲み出て来そうな肉の断面!
もう堪りません。

スパイスの効いた自家製チャーシューをオンザライス

ラーメンでも良かったんですが、出来上がった直後にオンザライスで。
調理の過程で脂身からは大量の油 (ラード) が染み出しましたが、それでもまあ、結構なカロリーだと思います。しかし、自家製チャーシューを食べる時にそんな事言ってられない。
角煮みたいにトロトロのチャーシューを箸で切断し、プルンとさせて口に放り込み、すぐさま煮汁がうっすらと移ったご飯をほうばる。
甘い脂身と弾力のある肉の適度な嚙み応えを堪能しつつ、飯の美味しさが更に際立ちます。

スパイスの効いた自家製チャーシューの肉汁滴る断面

この染み出す肉汁。
肉汁というかまあいわゆる、ア・ブ・ラ ですけど (笑)
しかしまたこの油の甘味が堪らない訳ですよ。
これが無かったら、チャーシューを食べる意味の半分もありません。
今は低温調理のピンク色のチャーシューが全盛ですが、この油が適度に出て行った後に残るプルンプルンの脂身の美味しさは、煮込んだチャーシューでなければ出せません。

そして、チャーシューを作った後に残った煮汁は瓶詰めにして取って置いてあるので、またこれを使って何かやりたいと思っています。
せっかくスパイスの風味と豚の油たっぷりなので、カレーか台湾料理もどきでも。


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最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは、今回はこの辺で。
また次回もよろしくお願い致します。




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