基本中の基本
寿がきやのインスタントみそ煮込うどん |
今回はインスタント食品です。
名古屋の人以外ではあまり馴染みのない物かも知れませんが、味噌煮込みうどんそのものは名古屋めしの代表として知られているでしょう。
今回取り上げたのは、その味噌煮込みうどんのインスタント版、名古屋市の隣の豊明市に本社のある寿がきや食品の「みそ煮込うどん」です。
“味噌煮込みうどん” という名称の権利を誰かが持っているのかとか、そういう大人の事情は知りませんが、微妙に綴りが違いますね。「味噌」を平仮名にするのはともかく、「煮込み」 の “み” を抜くかな〜。
名古屋は漢字の送り仮名を省略する事が多い気がします。「◯◯通り」の “り“ を書かなかったりとか。久屋大通なんか、知らなきゃ「ひさやおおどおり」じゃなく「ひさやだいつう」と読んじゃいますよね。
パッケージ |
これが商品パッケージ。
これを見ただけで食べたくなります。
で、見出しの「基本中の基本」の話ですが、僕が名古屋に来た当初、名古屋人の妻と、家でやはりこの寿がきやのみそ煮込うどんを食べる事になりました。妻は積極的に料理を作る方ではないので当然の様に僕が作りました。普通のインスタント麺の作り方と同じ様に、鍋で二人分作ってそれぞれの丼に分けて出しました。ハイ、このやり方の何がいけなかったのか、すぐに分かったあなたは名古屋人でしょうね (笑)
味噌煮込みうどんってのはね、一杯分づつ土鍋で作るんですよ、この様に。
因みに、手前の僕の土鍋は町内の蕎麦屋が店仕舞いした時に貰った、滅茶苦茶年季の入った味噌煮込みうどん用の土鍋です。蓋はありません。
今回は鶏肩肉、油揚げ、ニンジン、しめじ、ネギ、最後に生卵を落としました。
最初に土鍋に規定量の500㎖の水を注ぎ、ニンジンと、冷凍したままの鶏肉と油揚げを真っ先に入れて着火。しめじも加えてゆっくり溶かしながら乾麺を入れ、そのままで2分、ほぐして2分、粉末スープを入れて2分煮込み、好きなタイミングでネギと卵を入れれば出来上がり。
味噌煮込みうどんの麺はゴツゴツ硬くて食えたもんじゃないとは、他の地方の人によく言われますが、僕が今まで食べて来た限りでは、それは山本屋本店という老舗 (元祖?) のうどんだけで、他の店は平打ちの普通のうどんが多く、このインスタントの麺もそれに倣っています。
僕はこの規定だけで6分煮られるちょっとクタった麺が大好きですし、妻も美味しいと言って良く食べています。
半熟になった卵が絡むとまた更に美味しい。
完全に凍ったままでぶち込んだ鶏肉も、良い具合に解凍されてちゃんと食べられました。
これで蒲鉾があったら、まずまず役者が揃った感じになるんじゃないでしょうか?
という訳で、今回の動画をご覧ください。
土鍋2つで二人分の味噌煮込みうどんを並行して作っていきます。
BGMはオリジナルです。
いかがでしたか?
積極的に料理を作る気のない妻は知らないかも知れませんが、サイズの違う土鍋を火力の違うコンロに乗せて2つ同時に仕上げるのは、結構大変ですよね。ブログランキングに参加しています。こちらをクリックしていただけるとありがたいです。
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最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは、今回はこの辺で。
また次回もよろしくお願い致します。
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