個人的名店
いよいよ今回の高山への旅行について書き始めます。
そんなに色々回った訳でも無いのですぐ終わりますけどね (苦笑)
まず、高山といえば高山ラーメンですが。
今回、店内での実食は一軒だけで、後は有名店の家庭用麺・スープセットが3種類。
家庭用は食べる度に記事にしたいと思います。
実食した店ですが、JRで高山駅に着いてホテルの送迎バスで宿泊施設に行き、取り敢えず荷物を預けてから直ぐに出掛けました。
店の名前は「麺屋一丁」
自宅のある名古屋市天白区に「一兆」という店があり、検索するとまずそっちが優先で出て来るのでちょっとややこしいんですが。
このブログを書き始めてからは初めてですが、こちらを訪れるのは、実は3回目です。
しかも、初めて高山ラーメンを食べたのがこの店でした。
その時は何かアテがあった訳ではなく、何となく選んで一人でフラッと寄り、「へ〜、これが高山ラーメンか〜」と、美味しい以外の感想はそれだけだったんですが、その後、他の店のも何軒か食べてみると、「あの一丁ってちょっと変わってない?」と思い始めました。
他の店の素朴な中華そばよりも何か濃くてこってりしている様な感じがして、ますますこの店が好きになり、また高山でラーメンを食べる機会を見つけて2回目の訪問。その時は妻も一緒に。
そしてまた妻を伴って今回の旅行でもまずこの店に行きました。
中華そば 並 600円 |
具材はチャーシュー2枚にメンマ、ネギとシンプル。
値段も基本の中華そば 並で600円とお手頃。
因みに全国どこでも〇〇ラーメンというのがありますが、それはあくまでも観光用の呼び名で、地元の人は「中華そば」と呼んでいるもので、それはここ高山でも同じです。
メニュー表示は高山ラーメンではなく「中華そば」です。
キリッと醤油の香りと風味が立った綺麗なスープ。
煮干しの風味も効いた中華そばらしい透き通ったものですが、鶏油が入っているのかなという感じのコクが感じられます。
素朴そうな中華そばでも、寒い地方のラーメンは結構醤油 (塩味) と油が多めになりますよね。
スープと共に高山ラーメンの大きな特徴であるこの細い縮れ麺。
細いのにプリプリの噛み心地で、スープを絡めて唇を通過する時の感触がやたら気持ち良い。
これぞ高山ラーメンの醍醐味です。
チャーシュー。
豚バラの美味しいところを使っています。
脂身と赤身のバランスが良く、肉の甘味とタレの風味が程良く混じり合っていて、噛むと旨味がジワッと口の中に広がります。
メンマとネギも良い味付けになり、卓上調味料を一切使わずに完食・完飲。
今回も堪能しました。
店舗外観 |
宮川や町並み保存地区のある方向とは、JRの線路を挟んで反対側になります。
町外れ感半端ない場所に、ひょっこり黄色がかった外壁のとんがり屋根の平家が現れます。
写真は正面ではなく、ここから右側に回ると正面に出て、店舗前には駐車スペースがあります。
この場所は、一昨年ぐらいに行った 麺屋 力 とは近いみたいですが、何せ土地勘が無いもので気が付きませんでした。
引き戸を開けると風除室になっていて、もう一つ引き戸を開けると店内に入ります。
店内はラーメン屋というより、オシャレカフェにでも出来そうな落ち着いた空間。
外観そのまんまの天井の高い作りは、ちょっと古民家をオマージュしたかの様な趣きがあります。
入ってすぐに手指消毒用アルコールあり。
席は7席のカウンターと…
4人がけのテーブル2つ…
2人がけ1つ。
木を基調としたところも高山らしい。
メニューはカウンター席の上、天井近く。
店内は炙りチャーシューの良い香りが漂っています。
卓上調味料 |
卓上の調味料は酢、パウダーコショウ、一味唐辛子。
BGMは無く、テレビの放送が流されていました。
席で注文し、会計も帰りに席でします。
昼時少し前でしたが、どんどんお客さんが入って来ていて、割と人気みたいで安心しました。
近所の人もフラッと寄っちゃう感じで、相変わらず良い雰囲気ですね。
店内所々に絵が飾られています。
人通りの多い地域の大人気店ほど有名では未だにない様ですが、本当に落ち着ける場所です。
個人的には高山ラーメンの名店と思っています。
動画を撮ってみました。
人が映り込まない様にしているので無人に見えるかも知れませんが、お客さんの出入りは結構あります。
BGMはオリジナルです。
いかがでしたか?
この特徴的な麺とそれに絡むスープ、見ているだけでまた食べたくて堪らなくなっています。
麺屋 一丁
【住所】岐阜県高山市岡本町 2-70-13
【営業時間】
11:00〜14:00
17:30〜21:00
【定休日】木曜日
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最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは、今回はこの辺で。
また次回もよろしくお願い致します。
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