列車に揺られながら思い出の味を
花善 比内地鶏の鶏めし 1200円 (税込) |
実家に帰省した帰りの事です。
元々帰る予定にしていた日の前夜に福島を中心とした震度5強の地震があり、東北新幹線がダウン。そして次の日は吹雪で飛行機が欠航。東京まで出ていた夜行バスはコロナの影響で休止中という八方塞がりの状態で、青森から出る高速バスを探し出し、予定より3日ほど遅れての出発となりました。
大雪を心配した親戚に大館まで車で送って貰い、そこから奥羽本線で青森発のバスが経由する弘前へ。
ところが、乗る予定だった列車が車両故障で運休に。
全く今回の旅は…。
それでも次の列車はちゃんと来ると言うので、大館で時間を潰します。
大館といえば花善の鶏めし。
よく秋田市に行った父がお土産に買って来てくれたなぁ。
しかし、実際に大館駅で自分で鶏めしを買った記憶は無く、駅の待合室を見回しても売店は見当たりません。
昼間しか買えないのかなと諦めていたら…
店舗外観 |
雪降る中、駅の外を見て回っていた姉が、駅前のバスロータリーを挟んだ向こう側に花善の店舗を発見!
間口の狭いこの弁当売り場だけが営業していました。
新型コロナ対策で、入店は一組二人まで。
姉が鶏めしを2つゲットして来てくれました。
比内地鶏の鶏めし、一つ1200円。
多分、小さい頃食べたのよりランクがだいぶ上の商品ですね。昔からこういう高級志向なものがあったのかどうか分かりませんが、まあ、旅の記念という事で財布の紐がちと緩みます。
弁当の中身はトップ画の様に大きく2つに仕切られていて、広めの方に鶏めしと比内地鶏の塩焼き、比内地鶏のそぼろ、玉子のそぼろ、インゲン、麩が盛り付けられています。
少し狭い方は更に5つに仕切られていて、それぞれにおかずが一品づつ。
茄子の田楽味噌、がんもどき、かまぼこ、ごぼうの煮物、漬物という内容です。
小さい頃食べたのは、鶏めしに鶏肉少し、玉子そぼろ、漬物ぐらいだった様な気がするので、今回のは相当な豪華版。
その玉子そぼろが、今食べるとかなり甘いんですが昔を思い出して美味しい (笑)
この白身が別になっているところがおいしさの秘密 (だと思う) で、ただの炒り卵とは違うんです。
硬い肉質で、しかも弁当なので当然冷めているので、細切りにされた肉はご飯の上で固まった感じになっていますが、噛むと旨味が口の中いっぱいに広がります。
漬物2
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柔らかくて脂が乗った鶏が好きなら、別に地鶏じゃなくてブロイラーで十分なんです。
ブロイラーもブロイラーなりの良さはありますが、この地鶏をギュッと噛んで食べる感覚もまた良い。臭みは無く、しかし味が濃くて香ばしいという、比内地鶏ならではの味わいがあります。(現在、ワタクシ名古屋に住んでいますが、まだまともに名古屋コーチンを食べた記憶がありません)
比内地鶏のそぼろが乗った部分。
そぼろになってもやはり地鶏は地鶏なのか?
そこまでは正直分かりませんが、とにかく鶏めしが旨いので、どこを突ついても旨味しか感じられません。
飾りの麩が鮮やかでした。
さて、ここからはおかず。
枝豆入りかまぼこ。
小ぶりですが食感良く香ばしい。
漬物1
きゅうり漬け。
田舎っぽくしょっぱめ。
柴漬けもしっかり味。
がんもどき。
これも小ぶりですが、味が良く染みていて印象的な美味しさ。
ごぼうの煮物。
ホクホクに柔らかく煮られています。
茄子の田楽味噌。
これは特に美味しかった。
茄子がトロトロでジューシー。2度漬けしても余るぐらいのたっぷり味噌は甘辛くて香ばしく、この為に白飯も欲しくなります。
まあしかし、この鶏めしは最高ですね。
スーパーで売っている鶏肉でこの味を出せたら良いな (笑)
当然、完食。
大館から乗った青森行きの奥羽本線車内で、ゆらゆら揺られながらのんびりいただきました。
そういえば昔、良くこの路線で青森まで行き、そこから青函連絡船に乗った事も思い出しました。
そんな食事を動画にしてみました。
花善の店舗と奥羽本線の列車が少し、後は列車の中での食事です。
BGMはオリジナルですが、今回は列車内の音が良い感じだったので、BGMは最初だけにしました。
画面はゆらゆらしていますが、ローカル線の車内の雰囲気、良いですよね。
では最後に表示関係をまとめて載せておきます。
揺れる車内で撮ったのでかなりブレブレですが (苦笑)
原材料名など |
注意書き |
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最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは、今回はこの辺で。
また次回もよろしくお願い致します。
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