12月 10, 2019

麺屋はなぶさ (大阪市中央区) で鶏そばと中華そば【動画付き】Ramen, Osaka

ホテルの川向こうで


今回の大阪での宿泊は シティプラザ大阪 でしたが、ホテルの前を流れる道頓堀の対岸に小さなラーメン屋がありました。
5年前にやはりシティプラザに泊まった時も実は気になっていたんですが、別の所で食事を済ませてしまったので訪ねる機会は無く...。
今回は妻も入ってみたいと言うし、なにせホテルに近くて便利なので、念願かなっての訪問となりました。

大阪市中央区本町の 麺屋はなぶさ です。
今回いただいたのはこちら。

鶏そばプレミアムと中華そば
鶏そばプレミアム (手前) と中華そば (奥)

手前が、僕が注文した「鶏そばプレミアム」で、奥が妻注文の「中華そば」です。

鶏そばプレミアム
鶏そばプレミアム 並 930円

まずは鶏そばプレミアム。
並が930円で、チャーシュー増しが1130円。
今回は並にしました。
見るからに濃そうな薄茶色に濁ったスープに、豚バラの炙りチャーシューが2枚と低温調理のロースチャーシューが1枚。味付け玉子半分、細切りのメンマ、ネギが乗っています。

鶏そばプレミアム 拡大

スープは名古屋コーチンの丸鶏から取った無化調スープとの事なので、表面に浮いている油も鶏油でしょう。結構オイリーですが、香りからして食欲をそそります。
実は、名古屋コーチンを使っているというのも、この店が気に留まったポイントです。なにせ我々、名古屋から来ておりますので。

鶏そばプレミアムのスープ

レンゲで掬ってみると、醤油の色に染まった鶏白湯スープが良く観察できます。
醤油の甘みとスープのコク、鶏油の香りが絶妙。
油っぽいのは確かですが、旨みが勝って涎が止まりませんでした。

鶏そばプレミアムの麺

麺は自家製麺との事ですが、中太やや平打ちでプリッとしたストレート麺は食感が良く、スープと鶏油をまとって良い味わい。

鶏そばプレミアムのチャーシュー

豚バラを丸めた炙りチャーシューは弾力のある歯応えで、味が良く染みていて香ばしい。

鶏そばプレミアムのチャーシュー

もう一つの低温調理のロースのチャーシューも、薄いのに弾力が感じられ、旨みが詰まっています。これに時間と共にスープの熱が伝わって行き、食感が変わって来るのも結構好き。

鶏そばプレミアムの味付け玉子

絶妙の茹で加減の味付け玉子。オレンジというより朱色と言って良いほのど赤みがかった黄身が綺麗です。こちらも良い味が染みていました。

鶏そばプレミアムのメンマ

縦に細長く切り取られたメンマも良い味付けで、しかも柔らかく、何の抵抗も無く噛み切れます。

鶏そばプレミアムの食べ進んだ後のスープ

食べ進めて行くごとにスープと油が混じって行き、最初よりも更にマイルドな良い味に。

鶏そばプレミアム完食・完飲

そして完食・完飲。
旅先では特に食べ過ぎになりがちですが、こういう時こそ残す訳にはいきませんよね。


中華そば
中華そば 並 850円

続いて、妻注文の中華そば。並が850円で、チャーシュー増しは1050円。
具材の内容は鶏そばプレミアムとほぼ共通の様ですが、写真で見直してみると炙りチャーシューが見当たりません。隠れているのか、或いは中華そばは低温調理のチャーシュー1枚のみなのか、妻も記憶に無い (マジかよ 笑) と言うので、今はちょっと確認出来ません。

中華そば 拡大

具材はともかく、スープの見た感じは全く違い、醤油の色が綺麗に出ています。
鶏そばプレミアムの白湯 (ぱいたん) に対して、こちらは清湯 (ちんたん) という事でしょうか。
それにしても玉子の黄身が鮮やか。

中華そばのスープ

レンゲで掬ってみました。
表面に浮いている油は少し黄身がかった感じなので、明らかに鶏油ですね。香りからもそれが分かります。
スープ自体も名古屋コーチン丸鶏から取られた旨味の多いもので、それに甘味のある醤油と香りの良い鶏油が加わって絶妙な味わい。

中華そばの麺

麺は共通のものでしょう。
自家製麺らしく、啜った時の唇の心地良さや噛み心地にこだわりを感じます。
それがスープや油をまとってどんどん風味を増していきます。

中華そば完食・完飲

こちらもスープを飲み干しました。
麺や具材は妻がちゃんと食べたので、こちらに関しては完食・完飲宣言は出来ませんね (笑)

完食・完飲の丼二つ

丼をカウンターの高台に戻して、ごちそうさま。
もう、今まで食べたラーメンの中でもかなり上位に来る絶品でした。
次に来たら、中華そばの方を1杯、ちゃんと味わってみたいです。
ちょっと貰って食べてみただけで、鶏そばに負けず劣らず本当に美味しかった。


店舗外観
店舗外観

最初に書きましたが、シティプラザ大阪からは、道頓堀川の向こう岸に建物の裏手が見える位置関係です。
因みに住所地で言うと、シティプラザ大阪は中央区本町橋。道頓堀を挟んだ麺屋はなぶさは、中央区本町です。道頓堀に架かる橋の名前は、当たり前ですが本町橋。通りの名前は本町通。
大阪メトロの堺筋本町駅から「本町1」という交差点に上がって本町通を真東に行き、道頓堀沿いにある一方通行の狭い路地を左に入って2軒目の小さな建物の1階で営業しています。
因みに、隣の赤いドアは2階の台湾料理屋さんのもの。

店舗外観 正面

店舗正面に来ました。
なんと「食べログ話題の店」というステッカーが!
地味な界隈にある小さな店ですが、何気に有名店だった様です。

営業時間の表示

ドアには営業時間の表示がありました。

店頭のメニュー
メニュー

入口手前の看板には、メニューが表示されています。

店内の券売機
券売機

狭いドアを開けてすぐ左手に券売機。

券売機横のメニュー

その横にも一応メニューが。
内容は表のものと同じ。

店内 (カウンター)

あ、そうそう、当日はそこそこ寒かったのですが、店に入った途端に眼鏡が曇って何も見えなくなりました。スープ炊きで室内の湿気が凄かったんでしょうね。
店内は当然狭く、席はカウンターに8席のみ。
6席ー2席のL字型です。
厨房は奥。

店内 (席)

開店して30分ほど経った夕方6時半ぐらいの訪問でした。
平日で、先客が一人いました。
店主さん一人で切り盛りされていて、水は1杯目からセルフサービス。
テレビが点いていてのんびりした雰囲気でしたが、混む時間帯になるとどうなっちゃうんだろう?という感じでした。
大阪の人は行列が嫌いと聞きますが、それでなんとかなるのかな?
嫌いと言いつつ、なんだかんだで食べたい店には並ぶでしょう?(笑)

TwitterのURL
TwitterのURL

Twitterされているみたいです。

では、今回の動画です。
入店してから食べて退店するまでを撮ってみました。
麺にスープが絡む感じを観察してみてください。
BGMはオリジナルです。




いかがでしたか?
スープに浮いた油が食欲をそそりますね。


麺屋はなぶさ


【住所】大阪府大阪市中央区本町 1-1-4

【営業時間】
平日 11:00~15:00・18:00~22:00
土曜 11:00~15:00 (昼のみ)

【定休日】日曜 (祝日は不定休)







それでは、今回はこの辺で。
また次回もよろしくお願い致します。


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