プニプニ
ひっつみ汁 |
田舎に帰省中に作った料理シリーズ、今回は岩手の郷土料理「ひっつみ」です。
自分の県の きりたんぽ は前々回にやったので、今回はお隣の県の料理に手を出してみました。
戸田久のゆでひっつみ |
ひっつみとはこれ。
いや、これはスーパーで売っていた出来合いのひっつみですが (笑)
小麦粉と塩をこねて千切ったひっつみを鍋に入れていく料理らしいです。
“らしい” というのは、ずっと前に湯瀬温泉 (秋田県鹿角市) かどこかの旅館で食べた事が一度あるだけで、味も具材も良く憶えていないんです。
ただ、小麦粉の生地を千切って (これを岩手の方言で “ひっ摘む” というらしい) 作るという事を憶えていただけで、家の近所のスーパーでこれを見つけるまで、名前さえもすっかり忘れていました。
という訳で、今回はこの戸田久の「ゆでひっつみ」を使って作ってみました。
中身は真空パックされたひっつみとスープの素。
添付のスープをベースに使いますが、これは一袋で一人前なので、更に味を足して増やします。
商品説明や原材料表示によると、スープは鶏ガラと鰹と醤油、具材は鶏肉と野菜という事なので、具材・出汁兼用の手羽元を煮込み、後は干し椎茸を戻してその煮汁と共に投入。ごぼう、ニンジン、ネギを加えて添付のスープ、酒、醤油で味付けしました。
仕上げに好物の油揚げとひっつみを加えて軽く煮込みます。
ひっつみは表面が少し粘り気がある様な感じで、形も厚みも一つ一つ全部違います。
出来たらお椀に移し、いただきます。
汁に浸かったひっつみは、表面はツルンとして噛むとモチモチ。
鶏ベースの汁をたっぷりと纏って良い味しています。
汁はうどんや蕎麦でもイケそうな田舎の醤油味の鍋汁という感じ。
そして、きりたんぽに続いて自己流で入れた手羽元が、またもや出汁に具材に大活躍。
スープに良い出汁が出たのはもちろん、身はホロホロに柔らかく煮込まれ、軟骨までポリポリ噛んで食べられました。
では、今回の動画をご覧ください。
最初に手羽元で出汁を取るところから始まります。
BGMはオリジナルです。
いかがでしたか?
郷土料理はそれぞれ地元産の食材にこだわりがあるものですが、自己流も多少加えつつ、オリジナルに対するリスペクトも忘れずに。
以下、原材料名などの表記を載せておきます。
原材料名など |
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最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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